気密測定、見に来ませんか?
みなさん高気密高断熱住宅という言葉はご存知だと思います。
断熱性能は建物の部位毎(屋根・外壁・床)の断熱材の種類と厚み、外部建具(窓や玄関ドア等)の断熱性能によって決まるので、設計段階で分かります。
UA値で表されます。
来年2025年4月から義務化される等級4はUA値0.87です。
数値が小さい(ゼロに近い)ほど、断熱性能は良くなります。
当社は等級6(UA値0.46)を基準にしています。
では、気密性能はどうやって決まるのでしょうか?
実は、建物を建ててから現場で測定して数値を出します。
C値で表されます。
こちらは、屋根・外壁・床・外部建具を合計した外皮全体の隙間を、床面積で除して表します。
高気密住宅はC値2.0㎠/㎡との基準がありましたが、断熱性能を発揮するためには、少なくとも1.0以下をおすすめします。
当社では0.5以下を基準にしています。
ただいま建築中の物件で、気密測定を行います。
見てみたい方はご連絡ください。
一般の方も、前向きに気密工事に取り組んでいるプロの方も歓迎です。
来週なのですが、11/22(金)14:00より行います。
場所は平塚市です。
参加希望の方に住所等詳細情報をお知らせします。
今回の物件の気密ラインは、屋根及び外壁は躯体の外側の構造用面材、床は土台上の面材で確保しています。
断熱は屋根・外壁(充填)・床です。
屋根合板は目地を気密処理しています。
外壁は面材釘留めのみ
※貫通部は気密処理します。
床も貫通部の気密処理のみで、C値がいくつになるのか試してみます。
フォグマシーン等を使用し、隙間を可視化します。
普通に施工するとどこに隙間が出来やすいのかが分かりますよ。
特にこれから住宅を考えている一般の方の役に立ちます。
なかなか見られる機会も少ないですので、ぜひお越しください。